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インドの留保制度における教育問題

もう何年も前からインドの紙面を賑わせているのが、高等教育における留保制度という教育問題です。
これは、社会的に遅れていたり救済すべき対象の特定カーストに対し、国が枠を設けて優先的に高等教育への入学を認める制度で、この制度を利用して今まで恵まれなかった特定カーストの人々が高い教育を受けることができるようになりました。
これだけ聞けばかなり良い制度だと感じる方もいるでしょうが、実際問題として、この制度はすでに社会的な今来を招いていて、このままこの制度が続くことに疑問を持つ人々が増えています。
特に、学生の間ではこの枠組のせいで不公平さが生まれて国内の高等教育へのアクセスが容易ではなくなってしまい、海外に出るか、すこぶる高得点を取らなければ、国内の大学院への進学はとても難しいものとなっています。
部外者から見れば、教育問題を起こして成り立たなくなってしまった制度は廃止し、新しい制度の構築をすることが良いと考えてしまうのです。

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